ハーレーツーリングモデルの見えないカスタムとしてサドルバッグライナー取付けがあります。ツーリングモデルのサドルバッグは固く、収納したものによっては中で動き回りキズ、または破損することもあります。それを解消するためにアメリカでは多くのオーナーがサドルバッグライナーをつけています。今回 低予算(送料込みで$50)で購入できるものをeBayで見つけたので早速購入、取付けとレビューを行なうことにしました。オーダーして届いたライナーは、素材が薄いカーペットのようなものでサドルバッグに合わせすでに裁断されています。ただ、金具やネジを通す穴や切り込みは入っていないので取り付けながら自分で行なうことになります。また、説明書には取り付けにはスプレーボンドを使用することとありましたが、もし気に入らなかったら取り外しができない、取付けがうまくできなかったら汚くなる。なので別の方法で取り付けることにしました。
サドルバッグライナー取付けに当たり用意したもの
必要最低のものを用意して取付けを行うことにした。用意したのは
・はさみ
・カッターナイフ
・両面テープ (スプレーボンドの代わり)
両面テープは剥がす時にもきれいにはがれる、そして粘着力が強いものを選びました。サドルバッグの上のカバーも外さずバイクから取り外した状態で取付けることにしました。なのでドライバー、ペンチ等の工具は一切用意していません。
サドルバッグライナーの取り付け手順
まずはどんない感じで取り付けるかイメージトレーニングを行うためサドルバッグ1つに対して3つのピースに分かれているライナーをとりあえずサドルバッグへはめ込んでみます。
裁断は問題なくされていていい感じで取り付けできそうです。
ただ大きいほうが内側のピースで位置合わせが難しいようです。
金具のところにも切り込みを入れないといけないのですがこの段階では難しいので最後に切り込みを入れることにします。また、サドルバッグの外側は問題ないのですが、ライナーの素材が薄いカーペット素材のため強力な両面テープでもすぐにはがれてしまいます。対策として接着面を広くすると何とか持ちこたえることができるだろうということでできるだけ多く両面テープを貼り付けることで対応することにします。取り付け後のイメージができた時点で両面テープをいたる所に張り付けていきます。
本来はサドルバッグの内側(大きいピース)から取り付けそのあとに内側、そして底の部分を取り付けるようにと説明書には記載され地ますが、外側のほうが位置合わせがしやすいことから説明書通りではなく外側から取り付けることにしました。
そして内側、底のピースの順で取り付けしていきます。
難しい内側もこんな感じで何とか取り付けでき完了。心配していたがすぐに剥がれないか?ですがとりあえずは大丈夫そうです。ここでやっと金具のところに切り込みを入れます。ここはハサミで切り込みを入れて処理します。底の部分は小さな工具とか何かを隠すことができそうなのですぐにとれるように両面テープは2か所だけ張り付けして完成。思ったよりもいい感じで出来上がりました。左右取り付けにかかった時間は2時間。結局カッターの出番はなし。両面テープとはさみだけでした。
あとはゆっくりと位置合わせをしながら焦らないことがポイントです。
サドルバッグライナー取り付け後の感想
今回のかかった費用はおよそ$65でした。
・サドルバッグライナー $50
・両面テープ$15(2個使用)
取り付けしてから2週間がたちましたが両面テープの剥がれもほとんどなく問題です。サドルバッグライナー見えないカスタムとしてはいいですね。つけると着けないでは見た目の印象がずいぶんと違います。またライナーをつけることにより中が固そうな印象から柔らかい印象となり小物を入れても中で暴れることもなく、ものによっては傷がつくことを心配することもなくなりました。またマジックテープで小物等を固定することもでき大変便利になりました。サドルバッグ内のオーガナイズにも活用できます。ぜひ試してみてください。
コメント